- 外壁塗装について知りたいけど、どう調べたらいいかわからない・・・
- おすすめの情報がまとめられたサイトないかな?
- 外壁塗装のやり方を教えてほしい!
外壁塗装って聞くと小難しい感じがしますよね。ついつい後回しにしてしまって、外壁の劣化がもう手を付けられない状態になってしまうケースは非常に多いです。
わたしは6世帯1棟アパートから月20万円の家賃収入を得ているサラリーマン大家です。妻と二人三脚で不動産投資を実践していますが、何度も失敗や挫折を繰り返し経験してきました。
そこでこの記事では、外壁塗装の知識が全くない初心者でも、損せず、お得に外壁塗装ができる方法をまとめて解説します。この記事では大事な部分をぎゅっと凝縮したまとめ記事となっていますので、もっと詳細を知りたい!という方は、リンク先の詳細記事を参照ください。
この記事を読めば「外壁塗装の初心者が騙されることなくお得に施工できる方法」がすべてわかります。
費用相場・見積もりについて
塗装工事費用相場の調べ方
外壁塗装をする上で塗装工事費用の相場感を持っていることは非常に重要です。相場感を持っていればボッタクリ業者に簡単に騙されることもありません。
- 外壁塗装費用は延床面積でざっくり把握可能
- 外壁塗装の費用項目内訳相場
- 業者数社から見積もりを取って相場と比較
外壁塗装費用は延べ床面積でざっくり把握可能
外壁塗装費用は家の大きさで大体決まります。キーワードは「延床面積」です。延床面積66㎡であれば外壁塗装費用相場は40~70万円、延床面積が99㎡であれば外壁塗装費用相場は60~100万円程度です。
坪数(延べ床面積) | 塗装面積 | 費用相場 |
20坪(66㎡) | 80㎡ | 40~70万円 |
30坪(99㎡) | 120㎡ | 60~100万円 |
40坪(132㎡) | 160㎡ | 80~130万円 |
50坪(165㎡) | 200㎡ | 100~160万円 |
60坪(198㎡) | 240㎡ | 120~200万円 |
70坪(231㎡) | 280㎡ | 140~230万円 |
外壁塗装の費用項目内訳相場
外壁塗装するには様々な準備や部材が必要となり、その項目ごとに費用相場を知っていると強いです。足場代であれば700円/㎡、高圧洗浄費用であれば300円/㎡程度です。
内訳 | 単価 | 計 |
塗装費用 | 3,000円/㎡ | 360,000円 |
足場代 | 700円/㎡ | 84,000円 |
養生(飛散防止ネット等) | 300円/㎡ | 36,000円 |
高圧洗浄費用 | 300円/㎡ | 36,000円 |
コーキング費用 | 700円/㎡ | 84,000円 |
廃棄物処理費用 | 約20,000円 | 20,000円 |
合計 | ー | 620,000円 |
業者数社から見積もりを取って相場と比較
外壁塗装費用の相場感を頭に入れた上で、必ず2~3社から見積もりを入手して比較するようにしてください。ボッタクリ業者に引っかかる可能性がぐっと低くなったり、無駄な仲介手数料が発生していないか、チェックすることができます。
こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。

塗装工事費用の悪い見積もり例まとめ
悪徳業者はあの手この手で塗装工事費用をボッタクってこようとします。悪徳業者を見極めるには見積書を正しく読めることが絶対条件!ダメな見積もりを例に見積書の注意点を勉強しましょう!
- 作業項目が「一式」でまとめられている
- 異常に高い値引きがされている
- 必要な項目が抜けている
作業項目が「一式」でまとめられている
実際は細かい作業項目があるはずなのに、「外壁塗装一式で80万円」みたいにまとめられている見積書は要注意です。見積書を入手したらまずは見積もり項目が「一式」でまとめられていないかチェック!「一式」でまとめられていたら、内訳を記載してもらうように依頼しましょう!
作業項目 | 単価[円] | 数量 | 合計[円] |
外壁塗装 | 800,000 | 一式 | 800,000 |
屋根塗装 | 300,000 | 一式 | 300,000 |
合計 | - | - | 1,100,000 |
異常に高い値引きがされている
「値引き10万円」みたいな記載がある場合は要注意!そもそもの見積もり結果を高くしておいて値引き額を大きく見せることで、お得感を演出しているだけかも・・・
作業項目 | 単価[円] | 数量 | 合計[円] |
外壁塗装 | 800,000 | 一式 | 800,000 |
値引き | 100,000 | - | 100,000 |
合計 | - | - | 700,000 |
必要な項目が抜けている
一見問題なさそうな見積書でも必要な項目が抜けている場合があります。必要な項目が分かるようになるにはある程度の経験が必要ですが、いろんな業者から相見積もりを取ることで気づくことも可能です。
こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。

見積もりサイト紹介

実際に見積もりを取っていく際は、数社から同時に見積もり取得可能な見積もりサイトを活用することをおすすめします!
外壁塗装ほっとらいんの「自動チャットボット」サービスおすすめです!
こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。



助成金制度・火災保険の活用
助成金制度の活用
実は各自治体ごとに外壁塗装の助成金・補助金が提供されています!申請が受理されれば、10~20万円程度が支給されます。ただし、すべての外壁塗装工事が対象となるわけではないので、条件をよく確認してください。
- 断熱・遮熱塗料を使って助成金ゲット
- 助成金が使える自治体の補助制度の探し方
- 助成金申請から受け取りまでの流れ
断熱・遮熱塗料を使って助成金ゲット
外壁塗装で助成金・補助金を受け取るためには「断熱工事」であることが必要です。外壁塗装で「断熱工事」とするためには『断熱塗料・遮熱塗料』を使用することが条件となります。
断熱塗料と遮熱塗料の効果や価格などについて比較表で確認しましょう。
項目 | 断熱塗料 | 遮熱塗料 |
効果 | 外の暑さや寒さが室内に伝わりにくくなる | 太陽光を効率よく反射する |
耐用年数 | 15~20年 | 10~15年 |
メリット |
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デメリット |
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価格帯 | 2,300~4,500円/㎡ | 2,000~3,500円/㎡ |
助成金が使える自治体の補助制度の探し方
外壁塗装に助成金や補助金が使える自治体の補助制度は「地方公共団体における住宅リフォームに関わる支援制度検索サイト」で探せます。

助成金申請から受け取りまでの流れ
助成金・補助金の申請から受け取りまでの流れは以下の通りです。多くの自治体の助成金・補助金は先着順であり、予算も限られていますので、手続きに手間取ることなく早めに申請をすませましょう。
- お住いの自治体で助成金・補助金の条件を確認し申請書を受け取る
- 優良塗装工事業者を選び見積もりをもらう
- お住いの自治体へ申請書および必要書類を提出する
- 申請が承認され、自治体より承認通知が届く
- 塗装工事実施
- 塗装工事完了後、自治体へ工事完了報告書を提出
- 請求書を提出後、助成金・補助金が自身の口座へ振り込まれる
こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。

火災保険の活用
火災保険を活用することで外壁塗装費用を抑えることが可能です。保険申請から保険料を受け取るまでの手順を確認して、ぜひ活用して下さい!ただし、火災保険申請のトラブルや詐欺に巻き込まれることもありますので、事例を確認して騙されないように注意してください。
- 申請から保険料を受け取るまでの手順
- 火災保険申請のトラブル・詐欺
- 火災保険申請のサポートサイト紹介
申請から保険料を受け取るまでの手順
いざ火災保険を申請しようとしたけどやり方が分からない!って方のために、火災保険の申請から保険料を受け取るまでの手順を解説します。
一般的な申請のフローは以下の通りです!
- まずは事前の注意点をチェック
- 業者に連絡して破損個所を調査してもらう
- 破損個所を原状回復するための工事費用見積書を入手する
- 保険会社に保険を利用する旨を伝える
- 保険申請に必要な書類を保険会社に提出する
- 鑑定人に破損個所の調査をしてもらう
- 保険料を受け取る
火災保険申請のトラブル・詐欺
火災保険申請時に悪質な業者に引っかかってしまいトラブルに発展することが多いです。
特に、外壁塗装工事費用に火災保険が適用できる場合があることを、「無料で工事できる」と表現している業者は注意が必要です!「無料」や「0円」をうたい文句に契約をした結果、後で費用が発生しトラブルに発展し、国民生活センターや日本損害保険協会などが注意喚起するまでに至っています。
- 日本損害保険協会:住宅修理に関するトラブルにご注意
- 国民生活センター:「保険金が使える」という住宅修理サービスの相談が増加!
火災保険申請のサポートサイト紹介
「忙しくて自分で申請する時間もない!」って人には火災保険申請をサポートしてくれるサービスもあるので、ぜひ活用してみてください。
こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。

保証期間・耐用年数
外壁塗装の保証期間と耐用年数

外壁塗装の保証期間と耐用年数って気になりますよね・・・。耐用年数を理解しつつ保証制度を活用することで外壁塗装費用を可能な限り抑えるために、ぜひ本記事を活用ください!
- 【これだけ知っていれば安心!】外壁塗装の保証
- 【何年もつの?】外壁塗装の耐用年数
【これだけ知っていれば安心!】外壁塗装の保証
外壁塗装の保証は各事業所ごとに異なります。大きく分けて以下2つに分類されることは押さえておきましょう。
- 自社保証:外壁塗装業者が自社で保証するもの
- 団体・組合保証:外壁塗装業者が加盟している団体や組合の保証制度を利用
もう一点押さえておきたい項目が「保証の範囲」です。契約前に保証対象がどのようになっているか、下表を参考に外壁塗装業者にしっかりヒアリングしましょう。
保証の対象部分 | どの部分を保証してくれるのか? (外壁部分・木部・鉄部など) |
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塗装の状態 | どのような状態を保証してくれるのか? (塗膜の剥がれ・膨れ・変色など) |
保証期間 | 何年保証してくれるのか? (1年~20年など) |
安心して利用できるおすすめの保証制度を3件ご紹介します。どの保証制度も保証会社が倒産しても保証が受けられるものばかりなので安心して加入できます!
- 建築産業専門団体連合会:「長期性能保証制度」
- マスチック事業協同組合連合会:「長期性能保証」
- 日本塗装工業会:「ペインテナンス」
【何年もつの?】外壁塗装の耐用年数
外壁塗装の耐用年数は大体10~20年程度です。また、使用する塗料によっても耐用年数は変わります。以下表を参考に塗料を選んでください。
塗料の種類 | 耐用年数 | 相場価格/㎡ | 特徴 |
ウレタン塗料 | 8~10年 | 2,100~3,100円 | 伸縮性に優れ、光沢がある塗膜を形成。 外壁塗装の工事費用を抑えたい人に最適。 |
シリコン塗料 | 10~15年 | 2,700~4,100円 | 耐用年数と価格のことパフォーマンスに優れた、最も人気な塗料。迷ったらこれ! |
ラジカル塗料 | 14~16年 | 2,900~4,300円 | 2012年に登場したばかりの最新塗料。 |
フッ素塗料 | 15~20年 | 3,700~4,700円 | 耐用年数が長くメンテナンスの手間が小さい。 |
無機塗料 | 5~25年 | 3,700~5,100円 | シリコンやフッ素塗料に無機質な材料を混ぜて劣化しにくくした塗料。 |

外壁塗装の劣化状況を把握することは重要です。以下3点が生じているようであれば、外壁塗装を計画したほうがいいですね。
- チョーキング
- 塗装の剥がれ
- ひび割れ
こちらの記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひご覧下さい。

塗装塗装工事の推奨施工頻度
外壁塗装工事の推奨施工頻度に関するまとめです。詳細記事作成中。
- 外壁塗装の耐用年数は?
- 塗料の耐用年数
- 外壁の維持費用を抑えるために
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